- iDeCoの節税はどうやってやるの?
- iDeCoで安くなる税金の種類って具体的に何?
- 年末調整と確定申告で節税のスケジュールが少し違う
- ふるさと納税の節税スケジュール
iDeCoの節税はどうやってやるの?
iDeCoの節税の仕組みについては、この記事で話したけど、実際にどのような手順で所得控除の申請をするかを覚えてね。
ちなみに、所得控除の流れはふるさと納税にも似たようなところがあるから、ふるさと納税をしている人もここで所得控除の仕組みを理解しておきましょう
自動的に所得控除の計算をして貰えるのは、会社の給与から引き落としにしている人だけ。
会社員だけど自分の口座から引き落としている人や、自営業の人は自分で「私は、1年間にこれだけiDeCoに拠出したよ」ってことを年末調整や確定申告で申し出なければ所得控除の恩恵を受けられないわ。
ちゃんと自分で申請するようにしてね
具体的には「掛金払込証明書」って書いてあるハガキね。
自営業の人は翌年の確定申告で申請するわ。
ちなみに、会社の給与からiDeCoの拠出金を引き落としている人はこのハガキが届かないから注意してね
- 会社員…年末調整でiDeCoの拠出額を申請する(確定申告でもできる)
- 自営業…確定申告でiDeCoの拠出額を申請する
iDeCoで所得控除を受けると、住民税と所得税が安くなる
所得税は安くなった分が現金で還付されて、住民税は翌年の払う分が安くなるという形で節税できるわ
年末調整でiDeCoの所得控除を受けるスケジュール
すごく楽だね〜
iDeCoで所得控除を受けると、所得税と住民税が安くなるって話をしたわね。
年末調整でその年の拠出額を申請すると、早ければ12月末〜翌年1月の給与に含まれる形で所得税が安くなってきた分が戻ってくるの。
住民税は現金で返ってくるわけじゃなくて、翌年の6月から1年間の住民税が安くなるわ

住民税は、来年の6月から払う分が安くなるんだね
そして、個人事業主の人は確定申告が必要よ。

ふるさと納税の節税スケジュールも基本的に同じ

確定申告で所得控除の申請をする人は同じよ。確定申告をすると、住民税と所得税が安くなる。
ただ、ふるさと納税は「ワンストップ特例制度」を使っての申請もできるから、ワンストップ特例制度を使う人は、全額住民税から控除されることになるわ
ふるさと納税はワンストップ特例制度っていう簡単な申請もできたんだよね。
これを使ったら全額住民税から控除されるって言ってたもんね
でも、控除される金額は同じだから、別にワンストップ特例制度が損するって訳じゃないのよ。
でも、他にも控除があったり、上限額を越してしまった場合はふるさと納税でも自分で確定申告した方がいい場合があるわ。
後、5つ以上の自治体にふるさと納税した場合は、ワンストップ特例制度は使えないから確定申告が必要ね。
ふるさと納税で確定申告した時のスケジュールも、iDeCoと同じよ。
確定申告の1ヶ月後くらいに住民税の還付があって、6月からの住民税が安くなる
次は、iDeCoでよくある質問をまとめるから、ここまでのおさらいとして見てみてね