投資の基礎の考え方

【投資の基礎と株編① 】まずは知っておきたい最低限の資産運用の意味と投資用語。利回り・単利・複利って何?

利回り・単利・複利
この回で説明すること
  • 投資ってどういう仕組みでお金が増えるの?
  • 利回りってなに?
  • 「単利」と「複利」の違いって何?

お金を増やす「資産運用」ってどういうこと?

お金を増やすために必要なことは「支出を節約すること」と「資産運用すること」になるわ。

ここからは、お金の運用について話ていくわよ

運用か…。本当、そういうのよくわかんないんだよね。

まじで、銀行預金しかしたことがないし

そんな金山にもわかりやすく話すようにするから大丈夫よ。

このカテゴリの記事が読み終わる頃には、運用・投資とはどんなものかがざっくりわかるようになるわよ

よろしくお願いします!
まず、資産運用ってなんだと思う?
えー… なんだろ。株とか買って、投資でお金を増やすこと
そう。だいたいそんな感じね。

自分の持っているお金(資産)を貯金や投資で増やしていくことを総称して、「資産運用」と言う

貯金も資産運用になるんだね
そうね。銀行に貯金すると、利息がつくよね。

だから、貯金でもお金が増えるから資産運用の一種よ

ただ、昔の日本の銀行の利息が高かった頃は、貯金しているだけでお金が増えたんだけど、

知っての通り、今の日本の銀行の利息はとても低いの。だから、貯金ではお金を増やすのは難しい

昔は利息が高かったんだ。今はほとんどゼロなんだよね?
そう。日本経済が上り調子の頃は、銀行の利息が4%や5%の時もあったわ。

これは、現金を銀行に預けておくだけで、一年でお金が4%も増えるってことね。

でも、今は銀行の利息が低くて、0.001%とかなの。ほとんどゼロと考えてもいい数字よね。

だから、今の時代はもう、銀行に預けておくだけでは資産運用にならない

昔は、銀行に預けておくだけでお金が増えたんだね。羨ましい時代だな〜
昔を羨んでも仕方ないわ。とにかく、今の時代は、銀行に貯金するだけでお金を増やすのは難しいってこと。

だから、資産を増やすためには、投資が必須よ。そのための知識をつけていきましょう

「利回り」ってなに?

投資の勉強をする前に、投資に関わる言葉をいくつか先に覚えて

まずは「利回り」よ。聞いたことある?

利回り……
利回り3%」や「利回り5%」みたいな使い方をするわ

投資の利益はこの「利回り」で考えるの。

利回りを簡単に言うと、「元本のお金が一年で増える割合」よ。

例えば、100円を投資して、一年後に103円に増えてたら、3%増えたことになるわよね。

この時の利回りは3%になる

なるほど。

じゃあ、100万円が1年で105万円になったら、利回り5%、120万円になったら利回り20%ってことだね。

利回りが大きくなるほど、リターンが大きいんだ

その通りよ。

でも、利回りが大きい=リターンが大きいってことは、その分危険も大きいってことなのは覚えておいて。

利回りが高い投資は、大きく増えるチャンスもあるけど、その分大きく損をするリスクもある投資ってことだからね

ハイリスク・ハイリターンってことだね
さっきの貯金の話に戻るけど、銀行の普通預金の金利は0.001%くらいでほとんど増えないけど、その分、銀行に預けておいたお金が消える危険もほとんどないわ。

その逆が、すごく増えるかもしれないけど、一気にお金がなくなるかもしれない投資ね。

急成長している仮想通貨とかに投資したら、一年で利回り200%とかになるかもしれない。でも、その分、一気に暴落して元本がなくなることもあるかもしれないわ

利回りが低い=比較的安全な資産運用だけど儲けも少ない利回りが高い=比較的危険な資産運用だけど儲けが多いって考えたらいいんだね
そうね。

どのくらいの利回りを目指すかは、言い換えればどれくらいのリスクを容認できるかってことなの。

高い利回りを目指すなら、それだけお金が減るリスクも許容しないといけないわね

そう考えると、銀行に預けてるだけで、利息が4%ももらえた時代って、すごくいい時代だったんだね〜。羨ましい
そうね。

その当時は、日本経済全体が大きく成長していたから、銀行も儲かっていて、利息も高かったの。

でも、今はそんな時代じゃないわ。経済が低成長の時代でも、自分の資産をしっかり増やす方法を自分で身につけましょう

「単利」と「複利」を覚える

利回りの意味がわかったら、次は、運用で得た利益の受け取り方について考えてみましょう。

あなたがもし、100万円の元本を持っていて、それを利回り5%で運用して利益を受け取っていたとするわ

100万円投資して、一年で5万円の利益が出たってことね
そう。

その105万円、あなたならどうする?

そりゃあ、元々投資してた100万円はそのまま投資を続けて、利益の5万円だけ使おうかな。国内旅行にでも行こうかな〜
なるほど。つまり、二年目も元本の100万円で投資を続けて、利益の分だけお小遣いにするのね。

それで二年目も5万円の利益が出たら…?

また、その5万円分だけ引き出して使います!

毎年5万円のボーナスがあるみたいな感じですね〜。いいな投資って!

図で表してみるわね。

この図のように元本に一定の利息がついていくことを「単利」と言うの。

この例で言うと、毎年100万円に5%の利息がついている状態ね

もちろん、実際の経済状況によっては、毎年利回り5%の成果が出るわけじゃないけど、

ここではあくまで、毎年5%の利回りで運用できたとして考えてね

毎年、5万円の運用益はうれしいな!
嬉しいわよね。

でも、もし、毎年5万円の利益を引き下ろさずに、この5万円を翌年の元本に追加したらどうなると思う?

え、どういうこと?
図で解説するわね。

次の図のように、利益を元本に含めていくと、元本が翌年には105万円になるわよね。

つまり2年目は、105万円を運用するから、運用益は105万円の5%になり、運用益は5万2500円になるの。

その運用益も引き下ろさずに、また元本に加えてさらに運用を続けるわ。

すると元本は110万2500円になって、その年の運用益は5万5千円になるの。そして、この5万5千円の利益はさらに元本に追加されるわ。

このような、運用益を元本に加えて元本がどんどん大きくなるような利益の取り方を「複利」と呼ぶわよ

単利の時は、毎年の利益が5万円だったのに、複利になると運用益が毎年大きくなっていく
そうなの。

得た収益を使ってしまわずに、ふたたび投資する「複利」を使えば、どんどん元本が大きくなって、それに伴って利益が大きくなっていくの。

利息が利息を生んで、雪だるま式に利益がふくらんでいくわ。

単利と複利では、最初は同じ100万円で投資を初めても、得られる利益に大きな差が生まれる

時間が経てばたつほど、複利の方がどんどんお金が膨らんでいく
そうなの。

複利はお金がお金を生み出して、まるで雪の球がどんどん大きくなっていくように、資産が大きく増えるわ。

アインシュタインの複利に対しての名言

お金持ちの人は、みんなこの複利の力を知っているの。

天才科学者のアインシュタイン複利のことを「人類最大の発明」といったくらいなのよ

アインシュタインか。謎の説得力がある!
複利は時間が経てば立つほど、力を発揮するわ。

まるで雪の球が転がって大きな雪だるまになるように、長い時間をかけることで利益は膨らんでいくの。

次の図は、100万円を利回り5%で運用した時、運用利益はどのように推移していくかを表したものよ

時間が経てば立つほど、複利の方が利益曲線が膨らんでいってる
そうなの。

最初は、単利でも複利でも利益はあまり変わらないんだけど、時間が経てば立つほど、その差が大きくなっていくわ。

複利で長期間をかけて投資すると、大きな利益を得ることができる」ということを覚えておいてね

どんな投資をするとしても大事な考え方

とりあえず、今日はここまで。今日のところは、
  • 資産運用とは、貯金や投資で自分のお金を増やすことである
  • 元本に対する利益は「利回り」と言う
  • 「複利」で長期間投資をすると、お金は雪だるま式に増えていく
この3つのことを理解してくれていたらOKよ。

利回りや複利の効果については、これからどんな投資をするにせよ、大事な考え方になるわ。

必ず覚えておいてね。次回からは、具体的な投資の種類について説明するわね

了解しました!

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