年金・iDeCo

【年金・iDeCo編⑤】iDeCoの手数料と加入申し込みの際の注意点

iDeCoの手数料と加入申し込みの際の注意点
この回でわかること
  • iDeCoの手数料は大きく分けて2種類ある
  • 毎月の金融機関に払う手数料が0円の金融機関を選ぼう
  • 運用指図者とは?
  • iDeCoに申し込む時会社に言わなきゃいけないのはなぜか

iDeCoは手数料に気をつけろ

イデコの仕組みは大体わかってくれたと思うわ。

早速はじめたいと思ったかもしれないけど、その前に手数料について知るべきよ。

ここまでも口を酸っぱくして言ってきたけど、投資では手数料を安く抑えることがとても大事だからよ。

iDeCoも結局は投資信託を使った資産運用なわけだから、絶対に手数料を安く抑える必要がある

この記事で教えてもらったよね。

たった1%の手数料の差が、運用成績に大きな差をつけるって

そうよ、だからiDeCoでも、手数料には注目して、出来るだけ抑えるようにして欲しいわ

iDeCoにかかる手数料

iDeCoで資産運用する時にかかる手数料は、大きく分けて2種類あるわ。

投資信託の信託報酬と、iDeCoそのものにかかる手数料

iDeCoでかかる手数料は大きく分けて2種類
  1. 投資信託の信託報酬(自分が買う投資信託によって変わる)
  2. iDeCoの仕組みに支払う手数料(参加するだけでかかる手数料)

iDeCoの手数料1:投資信託の信託報酬がかかる

信託報酬は、通常の投資信託の投資でもかかる手数料だよね。

投資信託の運用をしてくれているファンドマネージャーに払う手数料だったはず。

選ぶ投資信託によって信託報酬は大きく変わるから、なるべく信託報酬の安い投資信託を選ぶのが大事だって教えてもらったよ

その通り。

インデックスファンドは信託報酬が安いから、インデックスファンドを買うことをオススメしたけど、それはiDeCoでも同じよ。

iDeCoでも、手数料の安いインデックスファンドを買うことをオススメする

インデックスファンドは手数料が安いからね!

iDeCoの手数料2:iDeCoの仕組みに支払う手数料

次は、「イデコの仕組みに支払う手数料」よ。

iDeCoに参加すると支払う手数料ね。この手数料を支払うタイミングは大きく分けて3回あるわ。

  1. 加入時
  2. 運用時
  3. 受け取り時

の3つのタイミングよ。そして、①加入時と②運用時の手数料はiDeCoを申し込む金融機関によって変わってくる

iDeCoの仕組みにかかる手数料
iDeCoの仕組みにかかる手数料
金融機関によって変わる手数料があるんだね。

金融機関っていうのは、自分が申し込む証券会社や銀行のことだよね

そう。

iDeCoの手数料の支払い先は

  1. 国民年金基金連合会
  2. 信託銀行
  3. 金融機関(自分で選ぶ)

 

の3つなんだけど、①と②はどの金融機関に申し込んでも同じ金額がかかるわ。

でも、③の金融機関は自分で選ぶから、出来るだけ手数料が安い金融機関でiDeCoを申し込むべき

さっきの図だと、加入時と毎月の手数料が金融機関によって大きな差が出てるね。

毎月の手数料が0円と600円じゃ、大きな差だよね

そうなの。

毎月の手数料は、金融機関の取り分が0円でも164円かかるから、絶対に164円のところにして欲しいわ。

もし、金融機関に600円も支払うことになったら、毎月の手数料が764円になってしまう

年間で考えると大きな差だよね。

手数料って、掛け金がから引かれるんだよね?

もちろんよ。

だから、手数料が大きくなれば大きくなるほど、運用できるお金が減って、利益も減ると考えるべきよ。

特に、元本確保型商品(定期預金)でiDeCoを運用しようと思っている人は、手数料に注意してね。

なぜなら、定期預金では利息が低いから、特に最初の方は手数料が利益より大きくなることがよくある

確かにそうだね。

利回りのいい投資信託で運用していたら、多少手数料が高くても利益が大きくて気にならないかもしれないけど、

あまり増えない定期預金で運用していたら、手数料分マイナスが出てしまうよ

そうなの。

定期預金の利息は小さいから、特に掛け金が少ない最初の頃は手数料に利息が負けてしまうこともあるわ。

そういう点も含めて、iDeCoでの定期預金を考えている人は注意が必要よ。

毎月最低164円の手数料がかかることを知った上で、個人的には、それを上回る利回りのある投資商品を選ぶ方がいいと思う

運用指図者とは?

さっきの表で運用指図者なら月額の手数料が64円ってなってたけど、この運用指図者って何?
運用指図者って何?
運用指図者って何?
運用指図者は、「積み立てはせずに、これまで買ってきた投資信託を運用だけする人」のことよ。

iDeCoの新規積み立ては60歳で終わるけど、70歳までは運用できるって話をしたよね?

このとき、「運用指図者」になるわよ。新規積み立てはしないけど、手持ちの投資信託は運用している状態

新規積み立てをしない場合は、月の手数料が安くなるんだね。

もし、急に仕事が無くなったりして、iDeCoに積み立てができなくなったら運用指図者になることもできるの?

そうね。

なんらかの事情で拠出できなくなった場合は、運営管理機関に連絡して、運用指図者になることができる

月額の手数料が164円の証券会社でiDeCoを始めよう

iDeCoを申し込む金融機関は、手数料の安さで決めるのがいいんだよね?
そうね。

あとは、金融機関によって取り扱っている投資商品が違うから、ラインナップをみて決めてもいいけど…

大手のネット証券会社なら、そこまで変わらないから、特にこだわりがなければ、これまで紹介してきたネット証券会社の楽天証券やSBI証券で始めたら問題ない

iDeCoの申し込みはネットでできるの?
iDeCoの申し込みはネットで完結できないわ。

紙の資料を取り寄せて、それに記入しなきゃいけないの。

資料は複数の証券会社で取り寄せることができるから、複数の証券会社や銀行の資料を取り寄せてみてもいいわ

iDeCo月額手数料が0円の証券会社の例
  • 楽天証券
  • SBI証券
  • 松井証券
  • カブドットコム証券
  • イオン銀行

※この他にもたくさんあります

iDeCo申し込み時の注意点

証券会社に申し込んで、iDeCoの資料を郵送してもらったよ。

申し込み用紙は会社にも提出する必要があるって書いてあるけどなんで?

会社に怒られたりしない??

iDeCoは、職業や企業年金の有無によって掛け金が変わることは、前回の記事で説明したわね。

だから、iDeCoとしては、その人の職業や企業年金の有無を会社に証明して欲しいってわけ。

だから、会社に「この人はうちの会社に勤めていて、うちの会社は企業年金ありませんよ」みたいなことを証明してもらうために、会社にも証明のサインを書いてもらわないといけないの。

会社は「この人はうちの会社の社員ですよ」ってことを証明するだけだから、会社に迷惑をかけることじゃないし、堂々とお願いしたらいいわ。

掛け金を払うのは自分であって会社じゃないからね

iDeCoの掛け金は給与から天引きすることできる

iDeCoの掛け金を給与から天引きすることもできるの?
会社が対応していうたらできるけど、会社が対応していない場合はできないわ。

それは会社に聞いてみて。会社の給与から引き落とすようにしていたら、年末調整で所得控除の申告を自分でしなくていいから楽よ。

会社が対応していたとしても、自分の口座から毎月引き落としてもらう方法を選ぶことも可能よ。

あとで説明するけど、会社員なら所得控除の申告はそんなに難しくないし、転職した時も楽だってメリットがあるわね

iDeCoの引き落としは毎月26日

あ、そういえば、iDeCoの引き落としって日付が決まっているの?

積み立てNISAみたいに自分で決めるのかな?

イデコの掛け金の引き落とし日は、毎月26日に決まっているわ。

自分の口座から引き落とす人は、前日までに口座にお金を入れることを忘れないでね

26日か。忘れないようにしないとな
iDeCoの手数料や加入申し込みについてわかってもらえたかしら。

次は所得控除のやり方について解説するわね

 

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